まなざしでささえる
埼玉大学教授 岩川直樹氏の講演でした。
「自分が、どう見られているかは敏感だけど、自分のまなざしがどう作用しているかには鈍感である」と先生は感じていることを、事例をもとにお話ししてくれました。
誰かに想いを訴えてことで、表現し人は成長していく。
だから成長していくには他者の関心、応答が必要なのに、最近見えにくくなっている。
感じたことを分かち合って学ぶということが、必要。
視線は怖いものとしている子どもたちに「まなざしでささえる」ってことを、実感して欲しい。
「みんな」というモンスターと、戦っている子どもたちに
「誰かにケアされる」ってことが自己の形成に必要だってことを伝えなくちゃ。
ケアされた子は、誰かをケアできる。
大人だって同じ。「今日の調子はいかが?」ってきがるに話せる関係がいいんだよね。